世田谷区上野毛地区の社会福祉協議会からのお声掛けで、地域在住の方向け講演会『正しく知って おいしく食べよう! 子どもの食物アレルギー』をみくりキッズくりにっく看護師長(小児アレルギーエデュケーター)の吉野が登壇して参りました。
講演会の後の質疑応答では、「アレルギーを気にして食材をどのように選べばよいのか?」「アナフィラキシーショックが怖い。エピペンの常備をしたいのだが、未だアレルギーという診断を受けていない子どもの場合はどうなるのか?」といった質問が出ました。
アレルギー食とひとことで言っても、食物アレルギーには「食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎」「即時型食物アレルギー」など5つのタイプがあります。それぞれのタイプによって、気を付けるべき食材や摂取量は異なりますので、問診や食物経口負荷試験の結果などに基づく診断を踏まえて医療者と相談の上、対応していってもらえればと思います。
また、エピペンの常備については、「食物アレルギーなどのアナフィラキシーやアナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な症状を和らげるアドレナリン自己注射薬であるエピペンが保険適用になったのはここ数年のお話。昔は1本1万2000円~1万5000円程度と高額で、有効期限が入手から1年あまりと短かく患者さんの負担は大きかった。今では経済的な負担は軽減されているものの、有効期限の短さは依然として短い。未来のためを思って、高額な医療をできるだけ使うことなく、これからの次世代のための社会保障は適切なタイミングで適正に使ってほしい」というお話をさせていただきました。
お越しくださった皆さま、有り難う御座いました。
●みくりキッズくりにっくの育児サポートプログラム(アレルギー相談外来)はこちら。
喘息、アトピー、食物アレルギー、花粉症などアレルギーに関するご相談に小児アレルギーエデュケーターが時間をかけてお話しいたします。アレルギーについて気になることはありますか?
アレルギー検査を希望の方、食物アレルギーの疑いで離乳食が心配な方、スキンケアや環境整備、治療のアドバイスなどご希望の方にオススメしております。
【このような方におすすめしています】
-食物アレルギーが心配、離乳食の進め方についてアレルギー検査を受けてみたい。
-アレルギー検査の結果の解釈と対策について、家族や兄弟に喘息などアレルギー体質があり心配。
-喘息やアトピーがなかなか良くならない。
●講演依頼についてのお問合せはこちら。
院長 本田真美 著
本田真美、 木下 勝 著
自由国民社 発行
誰にでも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ
本田真美 著
中経出版 発行
本田真美 著
自由国民社 発行
医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た 6つのパターン
本田真美 著
光文社新書 発行
本田真美 著
PHP 研究所 発行
小児リハビリテーションポケットマニュアル ( リハ・ポケット ) 単行本 2011/6
栗原 まな ( 監修 ), 本田 真美 ( 編集 ),
橋本 圭司 ( 編集 ), 小沢 浩 (編集)