補装具外来のご案内
医師、理学療法士、義肢装具士、福祉用具業者が連携し、お子さんに適切な補装具を作成いたします。 補装具はハビリテーションとして以下の目的があります。
- 良い姿勢を身につけて、正しい運動の学習をし、発達につなげる
- からだの変形の進行を予防、矯正する
- 生活の中の不便さを改善する
こんな方におすすめです
- お子さんの歩き方に違和感を感じる
- 学校や保育園、幼稚園などで座ってる姿勢が悪いと言われた
- 扁平足と言われたがどんな靴を履いたらいいか悩んでいる
- 既存のベビー、子ども用品では対応が難しくなってきた
(からだが大きくなっても、運動の発達がゆっくりなために、ベビーカーが必要。など)
実際にどのようなものが
作れますか?
- 装具全般(インソールもこれに含まれます)
- 車椅子全般(小児用バギーもこれに含まれます)
- 座位保持装置
- ポジショニングのためのクッション
- その他福祉用具全般
補装具外来ではどんなことを
するのですか?
1)相談内容の聞き取り
当院担当の理学療法士が相談内容をお聞きし、使用目的や使用場所・ご家族/ご本人の希望を伺います。
2)評価
医師や理学療法士が身体測定や姿勢運動評価、圧測定などもおこないます。
3)作成
専門の義肢装具士や福祉用具業者と連携して作成をします。
※補装具作成が必要ない場合でも、助言いたします。
4)経過観察(フォロー)
作成後の様子を確認します。
お子さんの成長や、就園・就学など生活の変化にあわせてチェックをします。
補装具外来はいつ行っている
のですか?
- 補装具相談・評価枠:平日で随時対応致します。
- 装具作成枠(義肢装具士が来院し、作成をおこないます):第1,3,5木曜午後
補装具外来での費用はどのように
なりますか?
補装具外来は保険診療の中で行われますが、費用は作成する種類や制度によって異なります。個別にご相談ください。
※補装具相談・評価には、予約料5,000円が別途かかります。
※当院のハビリテーションを受けていられない方は医師による専門外来をお受けいただく必要があります。
受診までの流れ
すでに当院のハビリテーションを
受けている場合
- 担当の療法士にご相談ください。補装具外来担当の理学療法士からご連絡をさせて頂き、ご予約日時を相談できます。
現在当院のハビリテーションを
受けられていない場合
- お電話で簡単に状況をお伺いさせて頂き、専門外来のご予約をお取りしますのでお電話でお問い合わせください。
連携先
- マイスター靴工房KAJIYA(装具全般)
- でく工房(福祉用具全般)
- 株式会社シラエ埼玉営業所セディア(車椅子全般)
- 株式会社貴輪(車椅子全般)
担当
医師、理学療法士
その他の発達サポート部門
発達・小児神経外来
発達が気になるといったご相談から、もしかして発達障害?という不安まで専門家による診察、アドバイス、治療が受けられます。てんかん、夜尿症、神経難病疾患などの診察もおこなっています。
日常のケアや教育・福祉のことまでご相談下さい。
心理療法・カウンセリング
公認心理師による発達の相談、カウンセリング、発達検査、Vektor(ワーキングメモリ、注意、多動を改善するエビデンスベース介入)などが受けられます。またペアレントトレーニングやソーシャルスキルトレーニングなども定期的に開催しています。
理学療法(PT)
「頚の座り」「寝返り」「ハイハイ」「お座り」「立つ」「歩く」など基本的な粗大運動発達が気になるお子さん、様々な疾患や障がいをもつお子さんに。理学療法士による運動発達の支援プログラムが受けられます。
作業療法(OT)
不器用、バランスが悪いなど運動発達が気になるお子さんに。作業療法士による運動発達の支援プログラムが受けられます。
言語聴覚療法(ST)
お子さんのことばの発達で気になる点について、ご相談ください。
専門的な立場から発達支援プログラムを提供し、アドバイス・サポートいたします。
集団療法(グループハビリテーション)
同じような悩みを抱えている仲間たちと一緒に小グループで様々なプログラムを受けられます。
イルカセラピー(準備中)
障害を抱えるお子さんと家族のためのイルカが介在したハビリテーションプログラムをおこないます。