小児アレルギー科

イムノキャップラピッド検査

当院では、20分で結果が分かる痛みの少ないアレルギー検査を実施しています。
イムノキャップラビッドは検査項目が吸入系(スギ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ・ダニ・犬猫の皮屑・ゴキブリ)、食物系(卵白・小麦・ミルク)の2種類があります。
これ以外のアレルゲン特定のためには必要に応じて、注射器を使用する血液検査を行ってアレルゲンを特定する必要がある場合もあります。
アレルゲンを特定したら、症状に応じた治療方法を検討していきます。

食物アレルギー

人間には、細菌やウイルスなど有害な外敵から体を守るために「免疫」というシステムがあります。
外敵が入り込もうとすると、免疫となる物質が体内で作られ、その物質が外敵と闘い、無害化したり体外に排除したりする働きをします。
ところが、人によっては本来無害なはずの物質を外敵と感じて、免疫システムが反応してしまうことがあります。これが「アレルギー」です。
食物アレルギーとは、本来人の体にとって有益なはずの食べ物に含まれる物質に対して、この免疫システムが異常に働いてしまい、体に有害な症状がおこる状態のことです。

アレルギー性鼻炎

くしゃみや鼻水などの症状は本来、外から侵入しようとする病原菌や異物から身体をまもるための自然な反応なのですが、アレルギーではそのメカニズムが過剰反応をおこしてしまいます。原因となる物質(アレルゲン)が体内に入ると、肥満細胞とよばれる細胞からヒスタミンという物質が分泌されます。このヒスタミンがアレルギーを引き起こします。
季節性のアレルギー性鼻炎の代表的なものとして、花粉症があげられます。
春先にはスギやヒノキ、初夏にはシラカンバ、盛夏から秋口にかけてはカルガヤやブタクサなどの花粉が飛び交います。これらの花粉が鼻の粘膜に付着することでアレルギー症状を起こします。
一方、通年性のアレルギー性鼻炎は、季節に関係なくアレルゲンが鼻に入ることによって起こります。
よく知られているものとしては、ダニ、真菌(カビ)、ハウスダスト、ペットの毛のほか、PM2.5や黄砂などがあります。

舌下免疫療法

アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少しずつ身体に取り入れて慣らしていくアレルギー治療法の一つとして注目を集めているのが舌下免疫療法です。治療期間が長く、3~5年ほどをかける必要があります。 現在、ダニアレルギーとスギ花粉症の2つのアレルギーでこの治療法が可能となっています。このうちダニアレルギーに関しては一年を通していつでも治療を開始することが可能ですが、スギ花粉症に関しては、スギ花粉の飛散時期は治療を開始することができません。

アトピー性皮膚炎

かゆみをともなう皮膚の湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返し、慢性的になっているものを「アトピー性皮膚炎」といいます。
1歳未満の乳児なら2か月以上、1歳以上の幼児ならば6か月以上皮膚炎の症状が続くと慢性と診断します。
遺伝的にアレルギー性の皮膚炎をおこしやすい人や、皮膚バリア機能の弱い人におこりやすい病気で、繰り返しおこる湿疹と、かゆみを伴う皮膚の炎症が主な症状になります。湿疹は赤みがあってジュクジュクした感じで、ひっかくと液体がでてくるもので、放置すると皮膚がむけてきます。湿疹とかゆみが長引くと、皮膚が分厚くもりあがってきます。
湿疹やかゆみは顔や手・足などで左右対称におこり、おでこや目・口・耳の周り、首、脇の下、手足の関節の内側などに症状が出やすいといった特徴があります。
家族の中にアレルギー性の疾患やぜんそくなどをもっている人がいる場合に起こりやすい病気です。こうした体質をもつ方は、皮膚のケアやアレルギー体質の改善などについて注意しておく必要もあります。

気管支喘息

息をするたびに気管支のほうから「ヒューヒュー、ぜーぜー」と表現されるような音が聞こえ、息がすることが困難になるような症状が繰り返しおこるのが気管支喘息の特徴です。このような音を「喘鳴(ぜんめい)」と言い、気管支喘息の代表的な症状となっています。
アレルギーなどで、繰り返し炎症を起こしたことによって、気道が狭くなって、息の通り道が細くなることで、このような症状がおこります。ただ、子どもはもともと気道が未熟で狭いため、普通に風邪を引いてもこのような音が出るケースもあります。

気管支喘息の診断は、

  • 風邪を引いていないのに喘鳴が出る
  • 運動などを行った際に咳き込む
  • 本人や家族のアレルギー疾患の有無
  • アレルゲンに触れると喘鳴する

などを確認しながら慎重に行います。

アレルギー性結膜炎

まぶたの裏側や眼の結膜にアレルゲン(ハウスダストや花粉)が付着して、眼の充血、痒み、涙が止まらない、目やにが出るアレルギー疾患をアレルギー性結膜炎と言います。
季節性(花粉症)、通年性(ダニやハウスダスト)、春季カタルの3つに分類されます。
診断は臨床症状から行いますが、必要に応じて血液検査などを追加で行います。
治療方法は、抗アレルギー点眼薬を使用します。
花粉症が原因となるアレルギー性結膜炎では、花粉症のシーズン2週間前くらいから予防的に治療を開始する場合もあります。
春季カタルの場合は、比較的症状がひどくなる場合が多く、専門的な評価や治療が必要になりますので、連携する眼科をご紹介させていただきます。

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