友だちとコミュニケーションをとったり、自分の気持ちを表現することが得意でない、小学校高学年の子どもたちを対象に、発達部門では1年間通したソーシャルスキルトレーニンググループ指導をおこなっています。
一般的にSSTプログラムはロールプレイングやディベート、ディスカッションなど様々な手法を用いながら進めていきますが、みくりで昨年おこなったSSTプログラムは、「みくり」らしく…「楽しい」「相手を喜ばせる」をテーマに進めていきました。その際に用いたのが広告というスキルです。
高学年の男の子たち8名が、心理士、言語聴覚士などハビリテーションスタッフの導きのもと「楽しいを売る会社」を設立し、会社ロゴや自分の名刺をデザインしたり、商品開発までを1年間かけておこないました。そしてプログラムの中で様々な発想や考え方を学び、相手の意見を尊重しながらも自分の意見をキチンとプレゼンテーションする力を学びました。
最終課題は「誰かを喜ばせるパン」の商品開発。
様々な意見や発想が飛び交い、スタッフたちも子どもたちのクリエイティブ力に毎回驚かされました。
そして、そして、開院以来一緒にお隣で歩み続けてくれている、カフェU8のパン職人さんの多大なご協力のもと、実際に商品化までさせていただきました。
今後も他では真似できない様々な面白いプログラムを提供していきます!