院長 本田が東京ワクチンミーティングで“小児の発達特性に合わせた予防接種”というテーマでお話してきました
東京ワクチンミーティングにて“小児の発達特性に合わせた予防接種”というテーマでお話しさせて頂きました。
権威ある勉強会。200名近い小児科医の大先輩方、多職種の方々を前に「発達特性に応じた予防接種」というなんとも難しいテーマでしたが、子どもの感情発達モデルを踏まえつつ「子どもは何故病院が怖いのか?」という問いかけから、子どもたちの発達特性から考える恐怖をなくす環境設定や配慮点についてお話させていただきました。
子どもの感覚の閾値について、体験の経験値が少ないこと、秩序性が高い(柔軟性が低い)こと、そして経験(条件付け/誤学習/認知行動)を通して恐怖を学習してしまうことなどを踏まえ、事前のプレパレーションや適切な声掛けの方法、親御さんとの望ましいコミュニケーションやきようだい同時接種の理想的順番などなど…
注射は痛いけれど、小児科ですから、単に打てばいい。ってものではなく。
保護者の方が安心して注射を任せられる…
お子さんにとっても注射を通じて心身成長できる…
そんなことを心がけながら毎日診療しております。
今後とも、みくりキッズくりにっくを何卒よろしくお願いいたします。